査定額への大きな影響はない

晴れの日の査定が有利?

晴れの日の査定

◆ 有利になるか?

車を査定するのは機械ではなく人の手によって行われます。人の手によって行われる以上は、どうしても査定する人の影響が無料査定を行ってもらう時には現れます。そして、無料査定を行う場合は天気もこれに加わって査定額に影響します。それでは、どのような天気の時に査定をしてもらうのが良いのかというと、残念ながら一概に述べる事は出来ないです。例えば、曇りの日は雲がある分だけ日光が遮られるので暗くなります。その分、査定をする際には小さな傷を見逃しやすくなります。これだけであれば、晴れの日よりも曇りや雨、昼間よりも夜の方が良いという事になります。

たしかに、暗い方がそうしたキズなどを見逃しやすくなるのですが、その一方で暗くなる分だけ慎重に査定を行うというケースもあります。そうなると逆に査定が厳しくなってしまうために、却って晴れている時の方が良かったという場合もあるのです。また、雨よりも曇りの方が良いという話もあります。これは、どちらの場合も日光が遮られる分、暗くなってキズを見落としやすくなるという話は先ほどと同じなのですが、雨の場合は雨によって汚れが付着しやすく、特に洗車した場合はせっかく洗車しても無駄になってしまいます。また、雨を汚れなどと勘違いされて査定額に影響する可能性があります。

査定に影響する

◆ 必ず良いとは限らないが…

いくつか述べましたが、この様にいろいろな要素があるために、天気が査定額に影響するのは間違いないのですが、どういう時に見てもらうのが良いのかというのは判断が難しいところです。ただ、晴れの日は明るくて確認しやすく、査定士も気分よく査定をすることが出来ます。そのために、キズもほとんどなく洗車してキレイな状態で査定をしてもらいたいという場合であれば、晴れの日に査定してもらった方が良いです。逆に細かいキズなどが気になるという場合であれば、薄暗い曇りの日を狙って査定をしてもらえばキズを誤魔化せる可能性はあります。

ただ、何度も述べているように、査定士のチェックが厳しくなったりする事もあるために、あまり期待しない方が良いです。以上のように、天気と査定額の間は無関係であるとは言えないものの、査定士の性格なども影響があるために、あまり天気を気にしすぎても意味はほとんどないです。ただ、キズもほとんどなく洗車してキレイな状態で見てもらいたいのであれば、晴れの日を選択して査定額が下がるような余計な要因を出来るだけ排除しておいた方が安心することが出来ます。